コラム 冬でもムレるわたしって変?意外と知らないあそこのムレ事情

年中あそこがムレてるわたし…。なんでこんなにムレるの?デリケートゾーンのムレの原因と解消法をご紹介します。

冬なのに外から帰ってくるとデリケートゾーンが汗でムレムレ。そんな経験はありませんか?

デリケートゾーンのトラブルの原因に一番多い困ったムレ。ムレた状態でずっと過ごすと、雑菌がどんどん繁殖して匂いやかゆみ、かぶれの原因になってしまいます。

どうして季節を問わず、ムレた感じがするのでしょうか?

「わたしだけいつもこんなにムレてる?」と少しでも不安に思ったあなたに、ムレる原因をご紹介します。

デリケートゾーンのムレの原因は大きく分けて2つあるのです。

原因その1「通気性の問題」

下着を購入するとき、気にするところはどんなことでしょうか?デザイン、色、形…いろいろあって選ぶのにウキウキしてしまいますよね。

だけど、下着の布について気にかける方は少ないようです。

見た目だけで言えばツルツルと光るサテン生地の下着に目を奪われてしますが、ポリエステルやナイロン生地は通気性と吸湿性から見て、綿100%のものよりも劣ります。

デリケートゾーンのムレを気にするのなら、オススメしたいのはやっぱりナチュラル派の綿100%下着。汗を程よく吸収するだけではなく、敏感なデリケートゾーンを天然素材で優しく包んでくれます。

最近はナチュラルでかわいらしい綿のインナーが増えているので、下着屋さんで発見するのも楽しいですよね。

また、身に着ける服の種類やインナーの枚数でもムレの問題は発生します。

寒い冬によくある例として、下着の上に厚手のタイツやレギンス、その上から気密性の高いパンツを履いたりすると、デリケートゾーンはまったく空気の通らない状態になってしまいます。暖房の効いた場所から寒い外に出ると、汗をかいてムレた感じがするのはそのためです。

原因その2「汗の問題」

人間が一日でかく汗の量はどのくらいか知っていますか?それは…1日で約1リットルもの汗をかいているんだそうです。「そんなに汗をかいてるの?」ってびっくりしちゃいますよね。

汗は寒い冬の時期はかかないイメージですが、暖房などの関係で季節関係なく誰でも汗をかきます。汗をかきやすい場所というと脇を想像しますが、デリケートゾーンも同じく「エクリン線」「アポクリン線」という汗腺が存在していて、とても汗をかきやすい場所でもあるのです。

トイレに立ってふと見てみたら、下着が汗で濡れているのはそのためなんですね。

夏場は暑さ、冬場は暖房でかいてしまうデリケートゾーンの汗ですが、その上から衣類を身にまとうのでますます汗をかきやすい状態に。とくに生理時はナプキンをおおいかぶせる形になるため、さらにムレやすい状態になってしまうのです。

ムレがひどくなってしまうと不快感を感じるだけではなく、雑菌が繁殖して匂いの原因、さらにはデリケートゾーンのトラブルに発展することもあります。

ムレ対策にはこまめな○○の取り換えが一番

ムレを感じたら下着を交換するのが一番ベストですが、外出先や職場ではなかなかできませんよね。

そんなときに便利なのがおりものを吸収してくれるパンティライナーの存在です。パンティライナーはとても質のいいコットンでできているものが多く、ムレに強い通気性と吸湿性があります。

こまめな交換をするだけでデリケートゾーンのムレを抑えられて、同時に気分もリフレッシュできますよね。とくにおりものの匂いなどが気になるときは、ウエットティッシュなどでさっとデリケートゾーンを拭いてからパンティライナーを交換すると、ますます清潔度がアップしますよ。

◆まとめ◆

  • ムレの原因は身に着ける物と汗の問題

  • 通気性のいい下着を選んでデリケートゾーンの環境をアップさせよう
  • パンティライナーの交換で気分もあそこもリフレッシュ!

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