NHKあさイチでも話題!それって正常?異常?「おりもの」って一体なに?!

有働アナとV6いのっちが司会を務めるNHKあさイチの【女のホケン室】で「おりもの」が大特集。そもそも「おりもの」って何なの?という疑問から、その重要な役割まで詳しく解説!

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有働アナのハッキリしたコメントが小気味良いNHKの情報番組「あさイチ」ですが、そのワンコーナーに『女のホケン室』というものがあるのはご存知でしょうか?

女のホケン室では、2015年6月に「閉経」が取り上げられた際には、『私はそれ(閉経)が一番怖いです。自分がそうなった時の寂しさ…みたいな』と有働アナが率直な発言をして話題となりました。

 

そんな、女のホケン室が、今度は「おりもの」を大特集(2016年6月20日)!

 

・・・というわけで?asoko.jp編集部でも「おりもの」にクローズアップしてみました。おりものの必要性や役割、正常・異常の判別方法など詳しくお伝え致します。

 

「ニオイ」「ムレ」「おりものの量が多い」…これってなに?

asoko.jp は、デリケートゾーンに関する悩み解決サイトということもあり、定期的にアンケート調査などに基づいた調査報告を公表していたりします。

全年代の悩みランキング

で、見出しの「ニオイ」「ムレ」「おりものの量が多い」…いったい何なのか?と言うと、デリケートゾーンの悩みのトップ 3 なのですね。

全年代では「ニオイ」の悩みがトップ。

デリケートゾーンの問題は 20 代が全項目トップに。「みんなの悩み」を利用したユーザーからの回答の結果、悩みとしては「ニオイ」が最多となり、それに続き、「ムレ」「色に関する悩み(黒ずみなど)」「おりものの量」「ヒリヒリする」が上位を占めました。

出典:アソコ調査報告第一弾 /『「アソコの色」、年代別で好き嫌いの変化がハッキリ。10代では好きだった色が、20 代では嫌いに。

この悩みトップ3ですが、それぞれバラバラの関係ではなく密接に関わっているのはご存知でしょうか。

雑菌

というのも、デリケートゾーンが「ムレ」ると通気性が悪くなり、雑菌にとって快適な空間が生み出されます。この雑菌は、汗やおりもの、恥垢などを餌にして増殖するのですが、「おりものの量」が多いと(かつ、こまめにナプキンなどを取り替えないと)、それだけ餌が多くなり雑菌が繁殖しやすくなります。

そして、雑菌の繁殖は「ニオイ」の基となっているわけでして、めでたく?見事に3つの要素がつながることになるというわけです。

だいぶ前置きが長くなりました。

今回は、そんな悩みの 1 つでもあり、間接的に「ニオイ」の原因でもある【おりもの】について取り上げていきたいと思います。

だたの厄介ものではない?!おりものの正体と役割

おりものって、一体何者?!

おりものは、性器から分泌されるものが合わさって出来たものです。その構成としては、子宮内膜や子宮頸管、膣といった部分から分泌された液体が織り交ざっているんです。

おりものの働きで、体にどんなことが起こるのか

おりものは、膣から細菌が入ってしまうことを防いでくれています。膣から細菌が入ってしまったら、大変ですよね。体に炎症反応が起こるだけでは無く、場所が場所ですから生殖機能にも支障をきたすことになります。そういった危険から守ってくれているんです。更に、精子をスムーズに卵子のもとへと運んでくれる、受精のお手伝いの役割も持っています。赤ちゃんを待っている女性にとっては、大切な機能ですよね。

出典:『汚れるしニオうし…「おりもの」ってそもそも一体なに?!

清潔感

おりものは、膣内の自浄作用 (自浄作用に関する詳細は『 臭い!痛い!かゆい!女性ホルモン「エストロゲン」の減少がアソコに及ぼす影響、ご存知ですか?』をご参照ください)を促す分泌物なのですね。

さらに、妊娠に関わる役割を持っているとは……

そんな「おりもの」ですが、さらさらとしている時もあれば、ゼリー状にどろっとしている時がありませんか?実は、おりものには種類があるようなのです。

生理周期 説明
生理直後の時期 生理が終わりきっていない時には、血とおりものが混ざって茶色や茶褐色といったおりものが付着します。パンティーライナーでは頼りないと、生理中に引き続きナプキンをこの時期も装着する人も多いです。
排卵期 生理直後とは打って変わって透明でとろとろしたような水っぽいおりものが分泌されます。おりもの自体の量が多めな時期ではありますがニオイは普段よりも少ないことが多いようです。
黄体期 量が排卵期よりもおさまってきます。サラサラ、トロトロとしているというよりも粘着性が増してドロドロしたようなおりものが分泌されます。白っぽく見えることが多いでしょう。この時期におりものが気になってライナーを使用する人が多いです。
生理前 比較的ニオイが強めのこの時期。ドロドロして粘っこいおりものが気になるナーバスな時期でもあります。

出典:『汚れるしニオうし…「おりもの」ってそもそも一体なに?!

生理(月経)周期でおりものの状態は大きく変わるのですね。

エストロゲンは、「卵胞ホルモン」とも呼ばれる女性ホルモンのひとつです。脳の下垂体の反応によって分泌される「性腺刺激ホルモン」に卵巣が反応することでエストロゲンは分泌され、卵胞の成長をサポートする役割を持っています。

出典:asoko.jp 用語集 /『 エストロゲン

ちなみに、生理周期以外には女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が原因で「年齢」によってもおりものの量や状態は変わってきます。

このあたりは、NHKの朝の情報番組「あさイチ」の『女のホケン室』というコーナーの【なったらどうする閉経(2015年6月22日放送)】でも話題になったことがあり、ご存知の方も多いかもしれません。

有働アナが閉経に関して「私は結構怖い。更年期は対処法があるんだろうけど、閉経って自分がなったときに、寂しさとか……」と語ったことで、ネットでも話題になってましたね(気になる方は、Twitterまとめサービス togetter『新企画『女のホケン室』テーマ“閉経”でデリケートな話題に切り込む【あさイチ】』をご参照くだい。)。

閉経後もおりものは出るの?

閉経を迎えて排卵が起こらなくなったとしても、エストロゲンの分泌量がゼロになるわけではないので、おりものが完全になくなることはありません。ただ、「排卵期に受精ができるようにサポートする」機能が必要ないので分泌量はかなり少なくなります。生理周期もないため、排卵期に分泌量が増えるといった変動もありません。

 

出典:『閉経後でもおりものは出る?量が多いのは病気?』/ こそだてハック

いつもと違うな…と感じたら – おりものの変化は膣内のSOS?!

病気

おりものは、生理周期・年齢によって変化する一方で、病気などによっても変化します。

ただ、病気とはいえども「明らかにおかしい!」というものもあれば、「いつもと変わらない」というものもあるので、下記に列挙した症状をご覧いただき、当てはまるものがないか日々の観察が必要です。

おりものの状態 可能性のある病気(感染症)
黄色いおりものが出た場合 クラミジア感染症

感染から約1~2週間で黄色っぽいおりものが分泌され、量が増加します。感染に気付かずにそのまま放置してしまうと不妊症の原因にもなってしまう厄介な病気です。

「チーズ」のように白くてポロポロっとしたおりものが出た場合 カンジダ膣炎

特徴的なのが、水っぽいはずのおりものがポロポロっとした状態になるということ。この病気にかかると、外陰部に強いかゆみが起こるので、おりものの変化と合わせて「なんか変だな…」と気付くことが可能かと思います。

ニオイがキツくなり、黄色く泡だったおりものが出た場合 トリコモナス膣炎

この病気の特徴は、とにかくおりものが臭くなるということ。おりものの色も黄色くなり、トロトロ、サラサラといったおりものではなく泡だったような状態になります。外陰部のかゆみも伴うため、自覚する人がほとんどです。

茶褐色のおりものが出た場合 子宮内膜症


子宮筋腫


子宮頚がん


子宮頚管炎

茶褐色のおりものは、生理前や生理後によく見られますがそういった場合ではないときのものについては「不正出血」となり、婦人病に起因することがあるので注意が必要です。

出典:『これって異常?「おりもの」の変化で病気かどうかがわかる!

かゆみとして症状が現れる場合もあれば、ニオイ・色などで症状が出てくることもあるのですね。

子宮頸管炎

ちなみに、クラミジアは気づかないまま病状が進行してしまうことがあり、そうなると「子宮頸管炎(しきゅうけいかんえん」という不妊の原因となる場合もあるのでご注意ください。

え?「おりもの」自体はニオわないって本当?!

デリケートゾーンがニオうのは、アソコの古い角質などが残っている部分におりものといった分泌物が付着し、垢が発生しているからです。垢は雑菌の温床…かゆみやかぶれの原因になります。

出典:『「おりもの」でムレたりかゆくなるのがツライ!どう対処すべき?

実は、病気ではない限り、おりもの自体が悪臭を放つということは無い…という衝撃の事実。いままで、おりもののせいにしていてスミマセン。。。

そして、デリケートゾーンをニオわないようにするためには、

重要なのは、おりものを出さないようにするなんてことではなく、「いかに雑菌の繁殖を防ぐか」ということです。

出典:『「おりもの」でムレたりかゆくなるのがツライ!どう対処すべき?

雑菌の繁殖の抑制が重要なんですね。というわけで、雑菌抑制のための対策として、簡単にできる 3 つの対策ポイントをご紹介します。

デリケートゾーンを快適に保つには?

  1. デリケートゾーン用洗浄料で洗う
  2. パンティライナーをこまめに取り換える
  3. 通気性をよくする

出典:『あそこのトラブルはもうイヤ!デリケートゾーンを健康に保つ3つのポイント

結構、当たり前のことではあるものの、これがなかなか出来なかったり…このあたりは、いかに習慣づけるか、というものなのかもしれませんね。ただ、デリケートゾーンを洗う際に「これだけは NG」というものがあります。

NG行為1 ごしごし洗い

粘膜の多いデリケートゾーンをこすることによって色素沈着を引き起こすリスクがぐんと高まります。

NG行為2 一日に何度も洗う

また、膣内を清潔に、正常に保ってくれる役割をする常在菌という「いい菌」や必要な皮脂まで流してしまうことになる

NG行為3 お湯のみで洗う

洗い方によっては雑菌を増やすこともあり、殺菌成分が入ったデリケートゾーン専用の洗浄剤を使うと雑菌まで簡単にオフしてくれるから

出典:『こんな洗い方やってない?デリケートゾーンの3つのNG行為

黒ずみ、常在菌の排除、洗いきれない雑菌・・・、洗い方によって、これだけのリスクがあるとは。是非皆さんもご注意ください。

リスクを減らすためのデリケートゾーン用洗浄料?

ここ数年、デリケートゾーン用の洗浄料が数多く販売されてきています。

asoko.jp は、デリケートゾーンに関する”悩み解決”を標榜していることもあり、アソコを洗う際には、リスクが高いボディソープや石鹸ではなくデリケートゾーン用の洗浄料を推奨しています。

なぜオススメなのか?というところなのですが・・・その理由は3つあります。

  • pH(ペーハー)がデリケートゾーン/膣内に近い:pH4.5~5.5の弱酸性
  • 粘膜用に考慮された成分等:低刺激(ひりひりしない)
  • 肌のバリア機能を崩さない:常在菌や皮脂を適度に保つ

出典:『ボディーソープで洗っちゃだめ?デリケートゾーンのためのソープ選び

つまるところ、デリケートゾーンを洗う際に重要なのは「良いものは残し、悪いものだけ流す」ということなのですね。石鹸よりも、ボディソープよりも、デリケートゾーン洗浄料が良いのには、それなりの理由があるというわけです。