いつの間にかできてしまった二の腕のブツブツ…その正体って?

ふと二の腕を触るとなんだかデコボコしていた!?いったいこれは何なの?

doffy

元海上保安庁職員。海のコックさんをしながら人命救助業務に従事していた変わり者。出産後、夫の転勤のため泣く泣く退職し、現在は一姫二太郎のママ。「人の役に立ちたい!」という気持ちは主婦になった今もブレず、現在はフリーライターとして多方面に記事を執筆中。“ためになる記事、役に立つ記事”を広く世に配信すべく、日々執筆活動をしています。

「普段あまり触らないから、いつ出来たのかわからない」という方が意外と多い、この二の腕のブツブツ。その正体は、いったい何なのでしょうか?

立派な皮膚疾患なんです!

二の腕にニキビがたくさん出来ているみたい…しかも、ざらざらしていたりブツブツしていたり…こんな二の腕じゃ、人前で見せられない!露出が気になる!気になる男性とラブラブするのにも抵抗が…といったお悩みが届いてきそうなこの二の腕のブツブツ。

実はこれ、「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」、または「毛孔角化症(もうこうかくかしょう)」と呼ばれ、専門のドクターもいる立派な皮膚疾患なんです。

具体的な症状とは?

「ただのニキビが二の腕に出来たわけではない」ということがおわかりいただけたでしょうか。

その具体的な症状として挙げられるのが、触ると感じるまさにその「ブツブツ」なんです。痛みやかゆみなどの自覚症状がほとんどないまま腫物ができてしまうので、広範囲に広がってしまってから気づく人が多いようです。また、二の腕だけにとどまらず、太ももや背中といった部位の毛穴に角質が詰まってしまって結果このブツブツが形成されてしまうケースもあるんだとか。

そのままにしておいてよいのでしょうか?

一度触って気になってしまうと、このままにしていて良いのかどうか気になりますよね。治さない限りどんどん広がってしまうのでは…と不安に思う方も多いでしょう。でも実は、このブツブツそのものに毒性は無く良性疾患であり、放置をしていても健康を害するようなものではありませんのでご安心を。また、公衆浴場などでうつしたりうつされるといった感染の可能性もありませんので、安心してくださいね。

その他の特徴は?

この皮膚疾患の主な特徴として次の3点が挙げられます。

  • 遺伝が原因とされている
  • 男性よりも女性に多い
  • 30代になると自然に消えていく人が多い

遺伝によるものといわれていますが、この病気の発症原因はまだ具体的に解明されてはいません。でも、実はこの皮膚疾患には多くの人がかかっており、名前こそあまり知られてはいないものの、皮膚疾患の中では比較的ポピュラーな病気なんだそうですよ。

小学校高学年のお子さんの約2割はかかっているともいわれ、思春期前後に多くみられる皮膚疾患だということです。30代になるころには自然と消えてしまっていることも多いそうですので、すぐに治療をしなければ…と焦る必要はありません。

自分で出来るケアとは…

もしも、この皮膚疾患を患っていることに気が付いてしまったときは、どうケアしたら良いのでしょうか。

  • ブツブツ部分をゴシゴシ洗わないこと
  • 保湿をしっかりと行うこと

この2点は、気をつけておきましょう!

ゴシゴシ洗って刺激してしまうと、ニキビのように跡が残ってしまうことにもつながりかねないので、素手で石鹸を泡立てて、泡で包み込んで洗うようにしましょう。そして、お風呂上りにしっかりと保湿をすること。それによってひび割れを防ぎ、自然に治癒するのを待つのが良いのです。