ケジラミ症

ケジラミショウ

ケジラミ症(英:pediculosis pubis)とは、吸血性昆虫 ケジラミ(毛虱)による性行為感染症のこと。体長はメス成虫で1.0~1.2mm、オス成虫で0.8~1.0mmで、シミやフケにしか見えないため、発見が遅れやすい。成虫は陰毛の毛根にフック状の鈎爪で身体を固定して皮膚から吸血する。卵は陰毛に粘着し、1週間程度でかえる。成虫になって死ぬまで約1ヵ月のサイクルで、潜伏期間は1ヶ月から2ヶ月とされている。
なお、感染原因は保有者との性行為とされ、そのため性感染症扱いされるが、実際には集団で入浴するなど、間接的に感染することもある。陰毛以外にも、肛門周囲、わき毛、胸毛などの体毛や、時には頭髪やひげにも寄生することがある。
症状は、感染部の異常な痒みで、治療法は、陰毛の剃毛(ていもう)が有効と言われるが、シラミ治療薬のパウダーやシャンプーによる洗浄・駆除も効果的である。