コラム 意外と知らないデリケートゾーンの正しい洗い方

その洗い方、本当に合ってる?今さら人に聞けない正しいあそこの洗い方

デリケートゾーンってどんなふうに洗っていますか?気になっても、友達に気軽に聞ける話題ではないあそこの悩み…みなさんも不安をもっていませんか?

「私のやりかたって変かな?」「ここまで洗うのは洗い過ぎ?」そんな誰でも思っているデリケートゾーンの洗い方、あらためてみんなで確認しましょう。

デリケートゾーンの正しい洗い方

まず、デリケートゾーンはVIOの3か所に分けることができます。 デリケートゾーンを洗う順番は、

  1. Vゾーン(陰毛部分)
  2. Iゾーン(股間)
  3. Oゾーン(お尻の穴周辺)

で洗浄するのがオススメです。洗浄のときに粘膜部分に汚れを引き込まないためにも、前から後ろの洗浄が基本のやり方です。

それでは、この基本のやり方を頭に入れて、他の注意点を見ていきましょう。

指だけの泡洗浄

入浴の際、カラダを洗うときにはタオルを使って洗う方は多いですよね。そのままの流れでデリケートゾーンも洗ってしまいがちですが、ちょっと注意が必要です。

ナイロンタオルなどのガサガサしているタオルはつるっと肌を洗うことができますが、カラダの中で一番皮膚の弱いデリケートゾーンには刺激が強すぎます。

とくに、泡を使って洗うので滑りもよくなり、ついつい力が入ってしまってゴシゴシ洗いをしちゃうもの。

デリケートゾーンの洗浄のときだけは、自分の指や手のひらをつかって洗いましょう。洗顔のときは泡を転がすように洗いますが、デリケートゾーンも同じです。

顔を洗うときのような優しい手つきを思い出し、外陰部を洗うとベストです。そのとき通常のボディソープで少しでもヒリヒリ感を感じたのなら、デリケートゾーン専用の洗浄料がオススメですよ。 

膣内への洗浄は絶対NG

「デリケートゾーンってどこまで洗えばいいの?」「中も同じように洗った方がいい?」そう悩んでいる女性は意外と多いのだそうです。

デリケートゾーンを洗うときに一番やってはいけないことが、膣の中にまで指や泡を入れてしまうということ。

膣内の洗浄をしてしまうと粘膜への刺激がとても強く、女性のカラダを守ってくれる常在菌までも洗い流してしまうのです。常在菌がなくなれば膣内の細菌バランスが崩れ、かぶれやおりものの増加だけではなく、カンジダなどの病気の原因に。

デリケートゾーンを洗うときは、性器の外陰部だけを指で優しく洗うようにしましょう。決して中まで入れないでくださいね。

それでも、膣内の汚れも気になってしまうのが女性ですよね。とくに生理中などは流れ出なかった汚れや経血などが溜まって、匂いの原因になってしまうことも。

そんなときに使っておきたいのがビデの存在です。膣内に殺菌成分入りの水を注入し、中まで洗える生理グッズです。

どうしても中まで洗いたいときに限り、そんなお助けグッズを使ってみるのもいいのかもしれませんね。 

石鹸のすすぎ残しには気をつけて

洗顔料やボディソープなどの洗浄料でも言えることですが、洗い残しを気にして洗浄すればするほどに、ついすすぎ残りがあるものです。ソープのすすぎ残しがあるとヒリヒリとするだけではなく、あっと言う間にかぶれたり赤くなったりすることがあります。

洗い残しだけではなく、洗った時間の倍はかけてすすぎに意識を向けるようにしましょう。とくに女性のデリケートゾーンは複雑な形をしているので、シャワーや指を使ったりと念入りに流すことがトラブル防止のために大切なことです。

◆まとめ◆

  • デリケートゾーンは「VIO」の順で洗おう
  • 指と手のひらを使って優しく洗浄
  • 膣の中まで入れるのは絶対アウト!
  • ソープのすすぎ残しには気をつけましょう

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